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2009年7月

成田ニュータウンの幹線緑道(自転車専用道路と歩行者専用道路)

学生さんたちみんなと歩いているとき、散歩が趣味の女子学生さん曰く

わたしは歩きたくないな

なぜそう思ってしまうんだろうか、二人で話しながら考えました。緑道に沿った土地、建物に原因があることに気付きます。みんな背を向けている、緑道を向いていない。建物の壁、高低差あるところでは擁壁、コンクリート塀。緑道の中に緑が多くても、みちとしてとっても大事なことが欠落していたわけです。だから通行する人も少ない。道路でいえば、沿道アクセスがない、つまり自動車専用道路的なわけですから。ラドバーンを受けて以降、土地区画整理で、新住宅市街地開発でつくった歩行者専用道路の多くは、日本だけでなく、他の国でも、建物が背をむいている場合が少なくない。都市内河川にも同じところがあって、建物が背を向いている。多摩ニュータウン(いつか研究室学生さんを連れていきます)の南大沢ベルコリーヌは背を向けていない数少ない秀逸な歩行者空間です。ついでに、明日の模擬講義で出てくるわがキャンパスのメインストリートも建物が背を向いていない秀逸空間ということになるのでしょう。

こうやって、からだでいろいろなことを覚えていく、そういう瞬間に僕も立ち会える、とても幸せです。

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バスマップの本が秋に出ます。

チラシのとおりです。あのモビリティマネジメントの藤井聡先生や谷口綾子先生も御執筆なさっているバスマップの本で、最終章を(けっこう好き放題に)書かせていただきました。秋には出版とのことですので、ぜひどうぞよろしくお願いします。

「busmap09.pdf」をダウンロード

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千葉フィールドトリップ

朝の幕張本郷駅でのバス乗車実態の観測、千城台のセキュリティ対策を充実させた住宅地の視察、成田ニュータウンの自転車専用道路の視察をまとめて実施しました。移動には鉄道を利用し、学生さんは青春18きっぷを利用していました。研究室学生で、ソウルでのフィールドトリップに参加している人たちを除いた11名が参加してくれました。以下はいつものように高橋君がとってくれた写真です。

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日本一ともいえる大混雑バスターミナルで、いわゆる海外BRTばりの改札処理をし、連節バスを大量投入しています。処理能力の計測、施設設計としての問題点などを分析する基礎調査をきちんと実施できました。

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調査終了後の朝食(ちえちゃん壮行会その5)のシーンです。

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千城台への移動はモノレール。都市景観的にも経営的にも課題の多い交通施設ですが、乗っていると楽しい乗り物です。なんてたって、他の新交通よりも目線が低いのでまちをみる角度が独特です。

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千城台ではウェルウィンガーデンシティの入り口で集合写真をとりました。ALSOKが全世帯と契約され、車両の出入り口は一か所で、そこにALSOKのセンターがあるという徹底ぶりです。住宅地の付加価値という面とともに、地域全体とのバランスの取り方の課題などをみんなで議論しました。

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暑かったのでいったん休憩し、ちえちゃん壮行会その6です。

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都賀駅のコンコースでは物理的に区分された自転車通路がありました。鉄道敷地上の自由通路で、ここまでやっているのは、たぶんここだけではないかと思います。オランダでもドイツでもないような思います。このあと成田へ移動し、えりかちゃんが合流して、ちえちゃん壮行会その7です。昼食後、ちえちゃんとゆうこちゃんは所用で成田を離れ、残りで、西口よりバスに乗車します。バス専用道路(のつもりで設計した道路)を体験します。

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自転車専用道路とバス専用道路(規制はできなかった)の並んでいる場所での集合写真です。成田駅からバスに乗車し、いちばん北の玉造ショッピングセンターまでバス専用道路を体験し、そこからひたすら自転車専用道路を3km以上歩きとおしました。

みんなと歩きながら、道路設計、住宅地開発、自転車、バス、歩行者のことをたくさん講義し、学生さんともたくさん議論しました。

この成田ニュータウンの自転車空間の事後評価は、とても意義のある、そしてたぶん、日本で、僕らしかできない研究課題であると認識しました。

夕方は東京まで戻って、夕食会です。これがなんだかすごく盛り上がってしまい。僕は、就職面接をがんばって、それから合流してくれたえりかちゃんたちとワインを3本あけてしまいました。とっても楽しかった。

よく歩いて、よく勉強して、そして、よく話をした一日でした。みんな、ありがとうね。

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あえて言わせてもらうよ。

忘れてはならない3つのキーワード:優先順位、愛、己を知ること

いつでもどこでも優先順位を考えているはずだ。忙しいという言葉の裏には、このことよりもあのことのほうが今の自分にとって優先される、という判断があるはずだ。この優先順位というものをきちんと考えられない人はいいプランナーになれない。

研究室では、いそがしい、は禁句です。今の僕より忙しいと自信をもっていえる子がいたらいってごらん。いえないよ、きっと。ここでいう忙しいは、物理的にやることが多いという意味。そこでの優先順位は、これは僕が判断するしかない。学生さんにとっての最優先順位は、全体ゼミだと思っています。全学年の学生が一同に会する場で、自分の研究成果を先輩に、後輩にしってもらうという活動をとおして 自分の活動経過を総括できる絶好のチャンスのはず。でも、発表をおざなりにしたり、質問をおざなりにするのは、あまりにもったいないと思う。統計分析手法ゼミや英語輪読ゼミでは、本来は先輩は後輩をサポートするべきと思っています。後輩の相談にきちんと応えていない先輩は、僕からすれば減点対象に確実になると思ってください。自分が教えてもらったかどうかではなく、自分が何をすべきか、優先順位の問題と思います。

ふたつめは愛です。まわりの人の存在、能力、価値観を認めることができない人は、プランナーにはなれないと思っています。チームワークをまとめるときには、メンバーの能力を最大限に引き出すことが課題です。これができない人はリーダーにはなれない。まとめやく、仕切りをしてはいけない。上級生としても失格だろう。なんのために話すのか、なんのために議論するのか、お互いのよさを理解し、その先にはよりよい研究成果をつくりだすため、そして社会にきちんと還元するために、のはず。そこをみていない議論は無駄としか言いようがない。他を認めるのが、愛の基本です。愛に満ち溢れていなければ計画はできないと思う。良いところをみつける能力、引き延ばす能力、これは少なくとも訓練である程度まで向上します。努力をしてほしい。

みっつめは己を知ることです。これは謙虚さにつながります。今の自分の環境にどれだけ感謝するか、ふつうに過ごしていたら、いっちゃ悪いけど、うちの研究室でなければ、できないことがたくさんできているはずです。そういう環境にいる自分に、そして一緒にいてくれる仲間に、どれだけ感謝するか、ここを失うようであれば、これまた、プランナーとしては失格と思います。自分を知れば、他人の良さを知ります。自分の視野の狭さに気付きます。自分の弱さに気づきます。自分がどうみられているのか、それがどういう意味なのかを知ることができると思います。そして他人を傷つけることができなくなります。陰で悪口をいうようならばもっとひどいと思います。本当に大切なことは何なのか、見失わないようにしたいです。前にも書いたけど、他人を理解できる能力こそが真の教養です。大学そして大学院まで来るのであれば、まずは教養人であってほしいと思います。

自分のことを棚に上げるのはいい。でも、優先順位のはき違え、愛の欠如、己を知ることそして謙虚さあるいは感謝の念の欠如、僕の教え子さんは、これらの視点について、少なくとも問題を抱えないでいてほしい。優先順位、愛、己を知ることについてはトップレベルでいてほしいな、と思います。でなければ縁を切る、とは言わないけど、僕は悲しくなると思う。(知己というのは自分をしってくれる人という意味です。失礼しました)。

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千城台ウェルウィンガーデンシティ

千城台ウェルウィンガーデンシティ
千城台ウェルウィンガーデンシティ
防犯まちづくりの最新事例です。

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千葉駅バス総合案内システム

千葉駅バス総合案内システム
あさみちゃんは横向いています。

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幕張本郷で実測調査

幕張本郷で実測調査
京成バスのご協力のもと、日本一工夫しているバス乗車施設の実態を学生さんたちと計測しています。みんな早朝の電車で幕張本郷に来ました。

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鹿児島視察の集合写真

快晴の鹿児島、7月23日午後1時、昼食をいただいたホテルの庭にて、桜島をバックに撮影しました。午前中のヒアリングで充実し、お昼で充実した表情の4人です。実に昨年の北欧視察の部分集合です。

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週刊こどもニュース にて カーシェア が出てきて

視聴者の子供たちからの質問コーナーでカーシェアが出てきていて、トヨタのプチレンタをベースとした紹介がされていました。

ドイツでの歴史やアメリカでの普及のことを言わなくてはいけない気がするのはともかく、レギュラー出演の方々がエコ、エコと連発しているのが気になってしまいました。

カーシェアリングは本当にエコと言い切れるのか。

これまでの自家用車の使い方、持ち方を見直すという意味では、まちがいなくいいことがいっぱいあるといえるでしょう。ドイツの例などでは、自家用車を使っていた時と比べて、不要不急のときは使わなくなるなど、個人単位で走行距離が減るようです。

でも、車種を自由に選べて、どこでも乗り捨てができて、結果として、自家用車を持っていた時よりも走行距離が増えることはないのか、電車やバスを使っていた人が、その移動の一部分あるいは全部をカーシェアリングの車利用に変えることはないのか? 少なからずあるとすれば、走行距離がものすごく増えると思います。パークアンドライドについても同じですが、どういう交通行動の変化を期待するか、期待しないか、起きると予測できるか、そこの議論をせずに、見た目でエコというのはちょっと偏っているように思いました。流行になって表面的なところばかりをマスコミが追いかけるのが、いちばん嫌です。都市交通は流行ではないはずです。

一緒に視ていた健太郎さん、最初に、これってレンタカーと同じだね、と質問する、そうそうやっているのはトヨタレンタカーだし、あの説明ではそう思えちゃう、いい質問です、と答える。そして、本当にエコなの???、この息子の質問に対する父親の僕の回答が、上記でした。ここまでは仲良く、そのあと、二人でUNOをやって息子に負けてから少し険悪に、でもすぐ仲直りの土曜日でした。

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ネパール工学会日本支部年次セミナー追記

土木学会事務局の柳川様から写真が届いたので掲載します。僕のスピーチ場面と集合写真です。

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外国論文研究会

一時は存亡の危機もあったこの研究会、だいぶながく座長をやっています。あと1期で卒業しようと思いつつ、とても楽しい場なので、ちょっと迷っています。

運輸政策研究機構の発行している機関誌の外国論文紹介コーナーに掲載する原稿を作成する研究会で、尊敬する筑波大学の石田先生にお誘いを受けて参加し、その3代あとの委員長になっています。

今回から、出席委員全員が話題を持ち寄ることにしました。議論が多岐にわたって、とても楽しめました。

ドイツの鉄道自由化の評価、公共交通による地価への影響、国際物流の不確実性、途上国のバス事業の規制、マクロ経済学による社会資本の適正規模、デンマークとスウェーデンの間の橋の影響、出発前交通情報の利用課題、気候変動が交通に与える影響、e-コマースと交通需要の関係、などなどについての外国論文をいっきに議論しました。少し議論が浅いところもあったけど、とても勉強になりますし、一回り若い先生たちは、みなさん、それぞれの分野、とても物知りでいらっしゃいますし、好奇心旺盛でいらっしゃいます。

こんなに充実した勉強会、なかかなやめられません。あっという間の2時間でした。委員のみなさんがみなさんとても魅力的な人物ばかりだというのも当然あります。僕は仕事にもまわりの人にも本当に恵まれている、と今日も思いました。

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鹿児島で学んだこと

どうしても鹿児島市のまちづくりのヒアリングがしたい、と思い立ったのは1年以上前でした。なんどか企画して、でも予定がなかなか組めなくてずっと実現していませんでした。今回は予定を死守して、鹿児島ゆきを敢行しました。あとで知るのですが、去年ではなくて今年でよかったようです。

最近本当にお世話になっている、実践的な都市交通の研究者として、僕がとてもとても期待している九州産業大学の辰巳先生のご紹介で、We love 天文館へのヒアリングが実現しました。この2時間のために1泊2日の予定を敢行しました。そして、ヒアリングの成果は期待をはるかに超えるものでした。生きててよかった、ここまでがんばってきてよかった、そして自分は何をやっているんだろう、でも考えてきたことは間違っていなかった、などなど思いはいっぱいです。

僕は今、エリアマネジメントという言葉にこだわっていて、横浜国大を定年退職され現在は東京都市大学にいらっしゃる小林重敬先生が本当に考えていらっしゃることを出発点に、僕ら都市交通をやっている人間が無縁でいいわけがない、やるべきことがいくつもあるはずだ、という思いで、少しずつ勉強をしています。モビリティデザインという言葉への思いも結構熱いのですが、そこにつながっていくような気がしています。

地方都市の中心市街地が主体となってすべきこと、できることは何なのか、そして原点は何なのか、そこへの解を求めています。特殊解をいくつかつくれば、あるいは海外事例を単純に紹介すれば、済むということではない。もちろん、特殊解を通して学ぶことも、海外事例を通して学ぶことも多いが、それは、たとえて言うなら、適切な消化促進剤がないといけない。僕はその役割はしてきていると思っています。それはきっとこれからもやっていくし、できるだろう。でも、その先です。今回は、そこへの刺激をたくさんいただきました。

こうやって書いてしまうと当たり前にも読めるけど、ここに書くべきことだけここに書いておきます。

機動的であること、お金があること、人がいること、これは活動の基本で、さらに持続させるためには、人が育つこと、お金が集まり続けることが必要になってくる。そこに知恵が要る。

立ち上げた活動は、まず知名度をあげること、そして花火(イベント)をあげること、そして持続する仕組みをつくることになっていく。

お店の種類が分化する、デパートのように1階が婦人雑貨、2階が紳士服、というようなものは街ではない。いろいろなお店が混ざりあうところに良さがある。かといって混ざりすぎていてはいけない。ゆるやかなマネジメントの必要性がそこにある。これは名言でした。いやあジェイコブスでしたね。

空き店舗をもっている不動産業はまちづくりに関心はない。いい借り手、買い手を連れてくればそれでいい。だとすれば街でやることは地主を集めて未来を議論することではなく、借り手、買い手を探してくることだろう。ここでもゆるやかなマネジメントが功を奏する。

高齢化、不況、ガソリン高騰などで自家用車利用は減っていく。でもなくならない。公共交通来街者は大切にする。でも車を完全には締め出さない。

成熟社会になりきっていなくて、まだ経済至上主義が残っていて、ゆっくりお昼休みをとりお昼ご飯を食べることができない人たちが、3時間もかけてお昼ご飯を食べる文化の人たちと同じ空間を同じようには活用しない。あわてることなく、少しずつかえていけばよい。強権的な規制までいかなくても、ゆるやかな規制、運用があり得る。セミトランジットモールの発想もそこにある。自家用車アクセスだけを一時的に制限し、それに応じた分だけの道路空間再配分をしていくことからはじめていく。「にわとりたまご」的に考えると、僕などは、そうはいっても、質の良い空間がライフスタイルの成熟をより促進させる側面もあるから、しっかりとした歩行者空間、滞在空間は必要なのだと思うけど、急いてはなんとか、というところかもしれません。

そして原点は、中心市街地の徒歩圏人口の確保だということです。その人口規模と密度で、商業集積の必要量がわかり、それが適正な商業規模になるから、そこを見極めた戦略が必要になってくるということのようです。

いろんなことをされている組織でしたが、公共交通関連でいちばん感動したのが、市電無料化実験でした。天文館で降りた人はみんな無料。降り口で協議会の人が人数をカウントして、その人数×運賃×ちょっとディスカウント分をあとで交通局に支払うという、きわめて原始的な方法で、通常の2倍以上の降車客をゲットしたというのがすごい。

そして公共交通関連でいちばん残念に思ったのが、書けませんが、僕からすれば本来交通局か、ソフトウェア会社がちょこちょこっとやれば済むような話が大きくなって、協議会が費用負担をされているらしいこと、でした。

ICカードのシステムは、運輸事業者の管理効率化だけではなく、いろいろな広がりをもった技術なのに、日本は、それを思いっきり蔑ろにしている。国際的な会議で日本の公共交通の情報通信技術の紹介をいつもしている僕は、とても歯がゆい。環境に、まちづくりに、福祉に、つなげていかない。運輸事業と市民がつながっていくためには避けられない命題なのに、そこに視野が広がらない。僕の仕事はまだまだありそうです。

もっともっといろいろあるんだけど、それはまたどこかで原稿にまとめましょう。そして、この元気な人たちと長くお付き合いさせていただけるのかどうか、どういうお手伝いができるのか、考えていこうと思います。

1泊2日できちんと仕事もして、そして3回温泉に入れ、桜島も見たし、天気はずっと快晴だし、学生さんたちと盛り上がりっぱなしだったし(宴会2次会に電話参加のOGさんもね)、食べ物はおいしかったし、芋焼酎たくさん飲んだし(やっぱ、お酒弱くないかも)、照国神社でちえちゃんの海外研修の無事をみんなでお祈りしたし、最高の出張でした。みんな、ありがとうね。

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昼休み@鹿児島

昼休み@鹿児島

お昼は超高級宿泊施設の日帰り温泉へ。お風呂で撮影はできないので、お風呂を撮影したポスターを撮影しました。お昼御飯は黒豚のカツです。決して小食ではないちえちゃんが残してしまうくらいのボリュームでした(フツカヨイでしたかしら?)

昼休み@鹿児島

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照国神社@鹿児島市

照国神社@鹿児島市

下の記事とつながっちゃいますが、動線がポイントです。参道を受けて、広い幅員のシンボル道路のような道路があります。こういう空間を街の中にどうしかけていくのか、道路整備、区画整理、再開発、いろんなチャンスがあるのだから、もっともっといろいろできるはず。それにしてもこの鳥居は大きい。そして路上でエンジン掛けながら停車している物流車両たちはちょっと嫌だった。

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雑感

先週の土曜のフィールドトリップで。

きれいな住宅地でも空地が多いと、そして歩車共存イメージでも人通りが少ないと、なんとも不思議な気分になります。建物の密度、そして人通り、住宅地なりの量と質があるのだろうけど、もの寂しいまでに低密度でなくても、と思いました。

駅ビルの自由通路と駅前から伸びる商店街の動線が一致しているかどうか。新百合ヶ丘の南側は一致していた。だから、駅からマプレまで途中に横断歩道があって信号があったとしてもすっといけた。相模大野駅の西口は違っていた。駅の自由通路を出てペデストリアンデッキの真正面の視界がよくない。この方向にコリドー街があれば、あるいはコリドー街の方向に自由通路の出口が開けていれば、きっとちがっていたかもしれません。

アメリカの金融工学の大学教育のシーン。普通の教室に全学生がノートパソコン。うちの旧製図室、現セミナー室でも、ウルトラモバイルパソコンでなんとかならないかな。5万円が40台で200万円だとしても、なんとかしたいものです。

建築学棟の4階の製図室の雰囲気が、僕がいたころの東大工学部8号館の製図室に似ていた。なんだかとても懐かしかった。都市工学科は建築寄りだったということなのか、それともそれとも。絵を描いたり、作業したり、議論したり、場合によっては、惰眠をむさぼったり、そういうサロン的な空間の中から、クリエイティブなものが出てくると思っています。研究室にそういう雰囲気を少しずつ用意できればと思っています。みんな、頭、固いからね。

やっぱり金融工学に馴染めない。リスクを商品にするために構造工学の先生まで雇われているということだけど、社会のためになっていくのか、証券会社はあのものすごい収益をどうやって社会還元するんだろうか、今年の横国シビルの1年生は自己紹介のときに、多くの人が、社会のためになりたい、と言っていた。僕はそういう子たちと一緒に勉強していけることが幸せだと思っています。金を儲ける先に何があるのか、もう少し大きくみていたい。

情報通信と社会基盤はもっともっとつながるはず。国土交通省の枠組みでみているだけでは狭いと言われました。その意味するところを理解するには、僕はまだまだ勉強不足だけど、いつの間にか枠をはめている自分には気をつけないといけないかもしれません。道路のこと、都市のことを考えるときも、ちょっと枠を超えてみてみる。スペースシャトルからみえる地球のつもりでみてみる、そんな時間も必要ですね。

で、そういう時間がとれそうな、晴天の鹿児島です。明日午前のヒアリングさえ成功させれば、論文も書き終えたし、あとの催促は見なかったことにして、リフレッシュしてきます。

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オープンキャンパスまであとちょっとです。

昨年に引き続き、今年も模擬講義を担当します。内容は昨年とほぼ同じです。タイトルもポスターもちょっとずつ変えたので、内容もちょっとだけ変えますが、基本は同じです。ポスターを先行公開します。なにせ無料ですから、お気軽にお越し下さい。大きな声では言えませんが、受験生でない方(一般市民、在学生)も、よろしければどうぞ。7月31日11時50分から12時30分。工学部講義棟A棟207教室です。建築学志望の方も聴講できる時間割になっています。

「090731.pdf」をダウンロード

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ネパール工学会日本支部年次セミナーにて

日曜の午前は、ネパール工学会日本支部年次セミナーに出席して、土木学会国際委員会委員長代理として、土木学会を代表して挨拶してきました。

東大の駒場リサーチキャンパスにある生産技術研究所に初めて伺いました。D棟6階のお部屋でのセミナーで、日本支部長、在日ネパール大使はじめ数名の方に交じって、ご挨拶をしました。とてもフォーマルなものということで、挨拶文を用意し、基本的にはそれを読み上げるかたちでした。久しぶりに着用したスーツとネクタイが、この気候の中、少しつらかったのですが、それでも、博士号を取得してからも日本でがんばっているネパールの方々が列席する中では、いい加減なことは言えず、なんとかがんばってきました。

思うところはいろいろあるのですが、スピーチの最後でも申し上げたのですが、学術、研究協力の関係はもっともっと発展していっていいと思います。お金となると問題は多いけれど、知、そして実践について、いろいろな協力関係を築けるはずです。僕も微力ながら、でも、もっともっと、がんばっていきたいと思いました。

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サタデーフィールドトリップ報告

蒸し暑い曇り空の中、4回目になるサタデーフィールドトリップ(中村先生の散歩とも呼ばれている)を敢行しました(観光ではありません)。

14時に新百合ヶ丘駅に集合したのは、学部1年女子2名、学部2年男子2名、研究室からは学部4年3名、修士1年5名、修士2年2名、博士3年1名で、僕を加えた合計16名です。

新百合ヶ丘駅南口バスターミナルは僕の大好きな施設のひとつです。ペデストリアンデッキが整備された駅前広場ですが、スケールがちょうどよいのと、動線が明快なのと、緑を大切にしているのと、1階も暗くないところがポイントです。

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そして南に歩き、山口台土地区画整理事業施工地区へ。イメージハンプとランブルストリップが鮮やかな、高級住宅地です。2年生の男の子が指摘してくれたけど、通過交通がいっぱいの道路が地区内に通っており、これがイメージを下げています。でもきれいです。

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そして駅に戻り、電車に乗って相模大野駅へ。まずは一気に相模原公園に向かいます。駅から何行きのバスに乗ればよいのか、情報を全く用意せず、駅で、学生さんたちに探してもらいました。鉄道からバスへの乗り継ぎ案内情報提供の問題を知ってもらうための演習です。みんな、すぐ情報提供装置をみつけ、そこから情報を入手していました。

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(この人だかりは全員うちの学生です。あさみちゃんはちゃんと情報をチェックしていないことがあとで判明)。

バスで女子美術大学前までいき、そこから公園です。女子美術大学はキャンパス内にバスロータリーがあるだけでなく、専用塗装の神奈川中央交通バスも持っていました。これは憧れます。いやきっといつか。。。。。。

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それはともかく、まずは、がんばっているわりに人の入りの少ないといわれてきた県立相模原公園へ。フランス式庭園は、いつみても圧巻です。今回も写真係を率先して受け持ってくれている高橋君に無理なアングルで集合写真も撮ってもらいました。

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公園内の「緑の街」というコーナーで、路地、集合住宅、工業団地をイメージした不思議な空間を体験し(肝試しにもってこいの場所でした)、それから隣接する市立麻溝相模原公園に向かい、遊具が多く、芝生が広く、どうぶつふれあい広場のあるこっちの公園のほうが子供たちがいっぱいで、結果的に訪問者も多いという現実を確認しました。公園としての質というか格というかでは、県立は相当にがんばっているけれど、一般市民へのアピールは足りないし、交通アクセスも悪いと思います。でも、いっぽうで、そんなにたくさんの人が来るよりは、いまくらいのほうがいいのかな、とも思えます。

さて、もう一度相模大野に戻り、グリーンホールからコリドー街、そして駅へとつながる空間設計の問題点と課題を現場で講義し、そのまま、13名で食事会に突入です。1年生のお話がとてもおもしろく、なんだかすごく盛り上がりました。

わがコースの1年生はこの3ヶ月間の間に、専任の教授6名、准教授4名、研究教員1名、特別研究教員1名の全員から講義あるいは演習を受け、学生さんはちゃんと覚えているところがすごいです。先生たちが一生懸命なのが、他のコース、学科、学部の同級生たちからも羨ましがられているんだそうで、なんだか、とてもうれしいです。僕らの教員集団の能力と熱意は、ものすごい財産だと思います。受験生も高校生も、どう説明しても理解してもらえないところだけど、1年生がそう思っているというのが確固たる証拠ですよね。(それにしても、27歳の下の子たちにかわいいと言われているらしい自分っていったい)。昨年のオープンキャンパスに来てくれて、僕らのコースを選んでくれた人が多い、という話もとても勇気づけられました。昨年に続き、今年も模擬講義を担当しますので、がんばらせていただきます。ほとんど同じ講義をしますので、昨年聴き損ねた、受験生、大学生、大学院生、父兄、教員のみなさん、どうぞいらしてくださいませ。

さて、次回は8月22日で目的地は小田原&箱根(温泉)です。14時にJR小田原駅集合です。次々会は9月26日ですが、目的地は今、思案中です。金沢八景(やっつの景色)、釜利谷自然の森、そして並木住宅の船どまりをみるというのを先にやりたくなりました。もう少し考えてから、詳細は後日アップします。

明日はとっても偉い先生の代理で、ネパール工学会が東大生産研で開催するセミナーに土木学会代表代理として開会式に出席し、ごあいさつを英語で10分間させていただくという仕事が待っています。

がんばります。今回も写真はすべて4年生の高橋君の撮影です。ありがとうございました。

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県立相模原公園

県立相模原公園

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川崎市山口台区画整理事業地区

川崎市山口台区画整理事業地区

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僕らがすべきことを改めて考えた

今日は全体ゼミを欠席させていただいて、黒川先生の委員会。非公開委員会なので、場所も中身も秘密ですが、それでも報告しておきます。

委員会がはじまる前、黒川先生は開口一番、僕のかわいい教え子さんが先生の職場にて新人として明るく働いていることを話して下さいました。今週の僕のキーワードは「つながってゆく」ですが、まさにそのままで、とてもうれしく思いました。先生はちゃんと見てくださっている。つながりを大切にしてくださっている。もちろん彼女が職場でとても明るく頑張っていることが本当は何よりもうれしいんだけど。

今日の委員会では、黒川節炸裂でした。黒川先生のメッセージは表向きには2つ。道路、交通工学、土木工学やっている専門家が、まちづくりの深い視点なしに、市民と向き合うことはあり得ないということ、そして行政がどれだけ真剣に市民に向き合うかということでした。委員会資料原案はほとんど差し戻しに近かった(先生は事前説明の際にはどう指導したんだろうと思ったりしたけど、僕もときどきやるし、いいや)。

でも、よくよく考えると、先生にその気がどれだけあるのかはわかりませんが、僕も相当に指導されていた気がしました。踊らされたような気もしたけど、先生は、行政の方々、コンサルの方々を教育しようという意図と同時に、次の(次の)世代にあたる僕らの教育も、この場でされていたように思います。この種の業務での学識経験者としての僕らのするべきことは、言うべきことは何なのか、自らが動いて示して下さっているように思えてなりません。振り返って、僕はどうだろうか、次の世代の人たちを教育していく、なんて、まだまだ到底思えない。まだまだ修行の身だけど、こういうことも考えていかなくては。そして、僕もまた、計画の先生になっていっているんだな、とちょっと嬉しくも思いました。

後進の育成のような視点は、森地先生とご一緒する際にもいつも感じています。

上の人たちも、後に続く人たちも、かわいい教え子さんたちも、みんなみている。みてくれている。一挙手一投足を。だからこそ、その場面をどう生かしていくのか、一瞬、一瞬がとても大切なわけですね。

有意義な時間を過ごせたことに感謝です。

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土地区画整理事業でうまれた歩行者空間

土地区画整理事業でうまれた歩行者空間
土地区画整理事業でうまれた歩行者空間
場所は秘密ですがなかなか素敵な空間に育っていきそうな予感があります。

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新刊です。

新刊です。
まちづくりキーワード事典、全面改訂の第三版がでました。僕は交通の担当です。いい本ですので、よろしくお願いいたします。

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【学生さんへ】夏休みイベントご案内

福岡市天神地区の交通戦略立案に参加してみたい人はいませんか?

研究室のイベントですが、8月と9月で提案をつくっちゃいます。期間中3回福岡にいきます。ご協力の度合いにもよりますが、旅費を支給します。部分参加も歓迎します。希望者は7月27日5限に土木工学棟303へどうぞ。

サタデーフィールドトリップシリーズ

7月18日土曜 新百合ヶ丘駅改札午後2時集合。駅前広場、駅から続く空間構成、戸建て住宅地をみて、相模大野にうつり、こちらでも駅前広場、駅からのびる商業空間をみる、さらにバスに乗って、相模原公園を散策する。事前予約不要です。

8月22日土曜 小田原駅JR東海道線改札口午後2時集合。中心市街地の現状と課題を一緒に歩きながら考えます。こちらは希望者はメールをください。

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実はゆったりしている今週です。

土曜日の横浜国大土木同窓会総会。事務局長は近況報告だけの出番でしたが、学部のコース名が変わること(来年度入学から都市基盤コースになります)、教室の教員の入れ替わりがあったこと、土木工学棟の101を講義室、201をセミナー室と名称変更したこと、などなどを報告しました。

総会の後は研究室ごとの同窓会、我々の研究室(当初は計画研、1995年頃から交通研、今は厳密には交通と都市の研究分野、でも略して交通研)でもOBOGが参加してくださいました。現役の学生さんと先輩たちの交流風景はみていて楽しいです。僕の出番はなくとも動くようで、とても頼もしくみえます。あまり一度にたくさん集まるというのは好きではないですが、何年かに一度でもいいから、顔を出してくれると嬉しいですね。懐かしい人とお話できるのは僕はとても嬉しいです。

あけて今週は、実はとてもゆったりしています。中村は忙しい、という噂が蔓延していますが、今週は都内にいくことも少なく、電話もかかってこない日々を過ごしています。抱えている仕事はもちろんいくつもあるし、学内の雑務は多いのですが、移動量が少ないととても嬉しいです。

月曜はいつものように朝が英語ゼミ。大学院1年生と一緒に読んでいる、情報と交通の本は、英語の練習にはなるけれど、あまり深くなくてちょっと意外でしたが、スーザンハンソンの教科書だから頑張って読んでいます。11時からは毎週の教室会議。土木の教授と准教授全員が集まる会議です。そのあとは午後2時から教授総会。工学部の教授、准教授、講師、助教が集まる会議。引き続き教授会。これは教授だけが集まる会議です。すべて終えて16時過ぎ。これでこの日はおしまい。

火曜は午前が横浜市の会議。これはもともとは青葉区交通会議の座長をしていたときからの懸案が、各位のご尽力で青葉区の課題から全市の課題になり、それが実現し、それに伴って派生した委員会なので、責任上僕が座長を仰せつかっています。委員のみなさまのご協力でスムーズに進行できました。大学に戻り、午後は大学院入試特別選抜の面接試験官。16時まで面接し、判定会議を終えて、ちょっと複雑な気分ながら夜の東京へ。交通工学の編集委員会そして暑気払いです。編集委員長になって2回目(編集委員になって14年目)ですが、みなさんがとても協力的で嬉しいです。自分がとりまとめているほぼすべての仕事でいつも思っていますが、まわりのみなさんがとても協力的で、僕は本当にうれしく思っています(すべてではないけど、現時点ではほぼすべて)。

水曜は午前がゼミ、お昼休みはちえちゃん壮行会その1、3限はゆうこりんゼミ、4限と5限が3年生の都市計画マスタープラン演習の最終発表会。

壮行会その1は、講義室でお寿司をみんなで食べるノンアルコールのパーティー。ちえちゃんは嬉しそうでした。月末よりIAESTE(国際理工学研修協会)の研修でフィンランドのヘルシンキへ。僕は、ちえちゃんに会うために、9月のスペイン出張の往路でヘルシンキに寄ってきます(ヘルシンキ経由のバルセロナ行きがいちばん早くて安かったというのが実は大きな理由)。

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(左から4番目がちえちゃんです)。

今日はこのパーティーの時間に、9月に結婚する田所&塙カップルの塙さんが披露宴招待状を届けにきてくれました。一緒にお寿司も食べてもらいました。披露宴にて歌わせていただけるのは嬉しい限りです。

ゆうこりんゼミは、小田原をみんなで調べることになり、8月22日土曜に、第5回のサタデーフィールドトリップを小田原で開催することにしました。この日は手分けして中心市街地の衰退状況を確認するのだと思います。

4限5限の発表会。市役所(区役所)の方にも講評に参加していただいて、3時間の長丁場を乗り切りました。3年生は、いろいろあったんだけど、とてもいい子たちです。授業をしていても最近はほんとうにそう思うし、みんな素直に僕の話をきいてくれます。教えたことをちゃんと理解してくれて、それを提案に載せようと努力してくれた子たちも少なからずいます。この子たちをこうやって教えるのもあと1日かと思うと少し寂しいのですが、これは仕方ありません。

ということで、いろいろなところに幸せを感じるし、けっこうあちゃちゃ、ということもあるけど、なんとかなっていくし、していこうと思えるし、まわりの人にたくさん感謝できているし、まだまだいろいろあるのかもしれないけど、少しずつ、よくしていこうと思っています。

気持ちが通じていくことの幸せさ、一人ではありえないけど、いろんな時に感じます。みんなにお礼をいいながら、今日も暮れてゆきます。

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ばたばたの一日

あけて金曜日は、よくある、ばたばたの一日でした。午前9時から3時間半にわたり工学研究院長(普通の大学でいう工学部長)招集の会議でした。大学が持続していくためには、まずは、「いい」先生がたくさんいることなのですが、これにかかる議論をしていました。

終わってすっとんで国土交通省の社会資本整備審議会計画部会へ。30分遅刻ですが、遅刻してでも行こうと思うのは、国の大きな政策の経過報告の情報を得られること、森地先生はじめ尊敬する先生方のご見解をじかにきけること、自分も発言する機会があること、などが理由です。今回はいつになく発言の少ない会議で、実は僕も発言しませんでした。少し疲れていたのと、資料について何か言うという感じではなかったのが理由です。森地先生は、とどめのような発言を、それも早い段階でされていました。国土交通省の人たちにこういう意識で作業してほしい、という明確なメッセージがあるところに惹かれました。計画策定作業というのは、それを通して人材が育つ、というような意味のことをおっしゃっていて、ああ、いつも僕が思っていることと同じことをおっしゃっていると思った次第です。

会議は予定より早く終わり、すぐ大学に戻り、建築学コースの横浜都市建築スクールの飯田スタジオのスタジオ内評価会へ。羽沢をテーマにした建築提案作品の発表会でした。修士1年生の発表に対して、修士2年の先輩やその上の先輩、僕のように御呼ばれした人たちがみんなで寄ってたかって質問攻めをする光景は楽しかったです。僕も言いたい放題いいました。飯田先生が、僕が思った以上に、プレゼンの部分の構成力や表現力までご指導されていたのが印象的でした。そして、学生さんたちは、人の動き、歩行者動線に意識がいっていたのは嬉しく思いました。でも、彼ら、歩行者の視点、道路の視点、地区スケールでの動線の考え方などについては弱いんだな、というのも同時に思ったことです。

建築の教育では、建物の集合として街ができていくことになっていて、土木の教育では、道路や鉄道といった社会基盤で街ができていくことになっていて、僕はその間にいて、街の形成はその相互作用と思っているけど、建築の学生さんに対しては土木的に、土木の学生さんに対しては建築的に、ものをみることを知ってもらうことが大事なようです。

で、この評価会を18時に失礼して、ホームグラウンドに戻り、最近はじめたエリアマネジメント勉強会(通商ゆうこりん勉強会)の第2回に参加しました。モビリティデザインをキーワードに間違いなく動いている僕らですが、エリアマネジメントという言葉を、きちんと、地に足のついた方法で勉強しようと思い立ち活動をはじめました。まだ中身は秘密です。

で、この勉強会を19時過ぎに終えて、帰宅し、一週間の疲れをとりました。

土曜日は横国土木の同窓会総会です。土木の主任兼同窓会事務局長としてお仕事をしてきます。

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羽藤先生バトルトーク盛会のご報告

7月9日は東京大学の羽藤英二先生をお招きしてのバトルトークイベントでした。参加は学外から35名、学内は学部1年生の女の子2人を含む学生約20名でした。

羽藤先生は、この日のために書き下ろし原稿をご用意いただき、それとは直結はしていないけれど、いつものようにとてもきれいなスライドを何枚も用意いただき、45分間のプレゼンテーションをしてくださいました。羽藤先生がまちづくりについて、そして大学の先生としてそこにかかわることについて、研究について、どう考えているのか、とてもよく理解できた時間でした。乾杯のあとは1時間にわたってのトークです。会場からもいくつも質問が出てくるし、それにあわせて、二人でいろいろとお話をできました。バトルにはならなかったけれど、じっくりと語ることができたのではないかと思います。中身については、ここに書きあげてもいいのですが、なんだかもったいないのでやめておきます。参加していただいた方々の特権のようなものですね。

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懇親会が20時から。これもとても盛況でした。いろいろな方々が楽しそうに議論をしているのをみているだけでも十分な成果です。大学は知の発信をするところですが、僕らはそれができつつあるのかもしれません。

いつものように余興もさせていただきました。若干の練習不足が露呈しましたが、楽しくできました。羽藤先生はほぼ同世代ですので、実に僕が歌った曲6曲のうち4曲をご存じだったというのが今日のいちばんの驚きでした。詳細は隠れ家にあります。

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三浦市視察

荒天の中、三浦市内の視察にいきました。市役所の方によるレクチャー、三崎口駅視察、三崎下町視察からなる往復移動含めて5時間のショートトリップです。

三崎港の「うらり」の脇のボードウォークは、なかなかちょうど良いスケール感でした。

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ちなみに、写真の小さな船は最近復活した渡し船で、エコ燃料で航行するし、城ケ島側はボタン呼び出しによる随時運行、いわゆるディマンド・レスポンシブな渡し船です。そして三崎下町は3月末のフィールドトリップのときのままの街です。

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参加したみんなで話していたのですが、ここを観光やイベントで賑やかにすることが本当に必要なのか、人口減少を食い止めて、生活空間としての機能を保持し、若年層から高年層までが快適に住み、自分たちの街を楽しむ、そして港町の雰囲気が好きな、多数ではない人が訪れるようにする、ことこそが、長持ちする街の秘訣なのではないかな、などと考えていました。蔵がたくさんあるのですが、だからといって川越を目指すではなく、港があるからと、横浜や函館などをめざすではなく、いまのスケール感、密度感を活かすことを提案したいと思いました。

夕食は、市役所の担当の方々おすすめのお店で、3種丼セット(ねぎとろ、づけまぐろ、まぐろてりやき)を堪能しました。

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記念写真を撮ってから大学に戻りました。写真はここのところ大活躍の4年生高橋君撮影です。ありがとう。

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自転車の講習会にて

7月6日は、地域科学研究会の研修会で講演とパネリスト参加をしました。お世話になっている会なので言いにくいのですが、決して安くはない参加費にもかかわらず、100名を超える参加者がいて、これはひとえに高田邦道先生のネームバリューと理解しました。

僕はいつものように都市交通戦略と自転車の関係、バスと自転車の関係などをお話ししました。今日の結論のひとつは、先行事例について事後評価が必要なこと、マナーやモラルを含め市民を巻き込んだ議論が必要なこと、人々の行動の変化の視点からの戦略が必要なこと、人材育成それも専門的な行政技術者と横断的に都市交通を考える主体が必要なこと、などだと理解しています。

お名刺を交換する中で嬉しかったこと。

横国土木卒業生の活躍の便りを聞けたこと。コンちゃん、あなたががんばっているのを聴いて僕はとっても嬉しく思いました。みんなががんばっていることを間接的に聞けるのはとても幸せです。

中村先生ファンというのがいるらしいこと。すごく照れくさいですが、あちこちでの講演や出版、原稿などをみていただいている方、あるいはこのブログをみていただいている方というのがいらっしゃるようで、とても感謝しておりますし、とても光栄に思っています。そういう方々の期待を裏切らないよう、そして別な意味で裏切るよう、日々、進化あるのみです。

そういういろいろな出会いが、充電不足の今の僕にとってはとても重要なエネルギー源になります。まわりの人たちに支えられて生きながらえている自分を実感しました。

次は木曜のバトルトーク。羽藤君がどういうことを投げかけてくるのか、とても楽しみです。余興の準備もはじめています。

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朝のメディアから ニューヨークの廃線敷の公園化

朝のNHKニュースで知りました。マンハッタン西部の高架鉄道。もともとは沿線の製粉所などへの資材運搬の貨物線。工場の郊外移転により不要となり廃線へ。撤去予定のところ市民が立ち上がり反対し、最終的に公園としての再利用へ。その費用の3分の1が立ち上がった市民の負担というところがかっこいいです。

管理主体「ハイライン(=高架鉄道)パーク(=公園)」のサイトはこちらです。

http://www.thehighline.org/

記事はニューヨークポストにもありました。

http://www.nypost.com/seven/06082009/news/regionalnews/high_line_park_finally_opens_on_manhatta_173203.htm

延長800mで最終的には2500mになるようです。道路を横断するところで映画スクリーン的効果を狙っているところが素敵でした。街の風景を切り取って眺めることができるということ、それを楽しむ心意気があること、なかなかいい発想です。映画などの芸術、文化とまちづくりのかかわりというと、フィルムコンソーシアムのような話が先行しますが、もっともっと原点に戻って、映画の魅力と市民、というところから考えているようでうれしく思いました。

3日付の読売新聞では、横浜国大の記事が2つありました。分野横断的に受講できることのアピールと留学生の七夕イベントの記事。実践性を重んじている本学としては分野温暖的に実践的に学べるのは当然、国際性を重んじている本学として留学生が元気いっぱいなのも当然、なのですが、内部にいるとこの2つの精神をとっても課題は多いと思います。僕の講義は土木の学生しか取りに来ない。そういう仕組みになっていることを少しずつ変えていきます。

島津さんと加藤さんの朝6時56分のツーショットは楽しみのひとつですが、昨日は二人とも青色、今朝は赤系で衣装がそろっていて、それはそれで魅力的でした。

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週刊新潮の写真がきれいです。

7月2日発売の週刊新潮。父の影響で、いまだに週刊新潮と週刊文春は毎週購入しています。

で、今回の週刊新潮。グラビアページで三島市のせせらぎの特集。プロのカメラマンの写真はやっぱりとても素敵です。きれいです。ここに載せられないのが残念です。同号は後ろのほうで、オランダのライデンの運河の風景の写真もあります。デンマークのコペンハーゲンに負けない美しさです。水面をどう活かすか、答えははっきりしているのになかなかできない日本です。門司港や函館のアーバンデザインは、交通からすると課題は多いのですが、水と街の関係においては秀逸です。

いい風景をたくさん目に焼き付けること、これもまちづくりの勉強の基本中の基本だと思います。

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共著の本、相次いで出版

共著の本、相次いで出版
共著の本、相次いで出版
実はまだまだ続きます。

自転車の本は最後の3頁、ESTの本も最後の数ページということで、貢献の程度からすると、共著というのもおこがましいですが、それでも嬉しいです。

このあと、まちづくりキーワード事典の第3版が出ます。少し後に道路経済研究所のまとめ本が出ることになっています。それぞれの本について、ひとつずつ記事をわけてきちんと紹介しておこうと思います。それにしても、いつ書いたのか、自分でもよく覚えていませんが、身を削って書いたということは否めないかもしれません。まとまった時間は深夜にしかとれないから仕方ないですね。

共著の本は、情報の厚みもすごいし、視野の広さもすごいので素敵です。単著の本はそれとは反対になりますが、メッセージや思想の深さがあるのだろうと思い、憚りながら、自分のあの本がいちばん自分の思いを具現化していそうです。ここ3年くらいの講演をまとめると、続編ができそうですが、それはそういうニーズが明らかになってからにしよう、などとほくそえんでいます。

都市交通に関する文献は、自分が学生の頃と比べて、桁違いに多くなっています。興味を持ってくださる方が増えていくことを強く望んでいます。

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