ハノイ交通大学でセミナー
およそ100人近くのベトナム人が参加したセミナーでした。外国人講師は、ドイツ人2人、日本人3人(アルメックの岩田さん、名古屋大学の中村英樹先生、そして僕)です。
セミナーの趣旨はもちろん事前に予習していましたが、ふたをあけると、ハノイ市での学識者と行政の間の溝の深さにただただ驚かされるばかりでした。そんな中で、僕が、日本の都市交通は確かにすごいところも多いけど、とりわけインテグレーションという点では、問題点が多いんだよ、なんてお話をしても、果たして有益だったのかどうか、悩むところではありました。
いろいろな機会を人生で与えられていますが、それをいつも完璧には活かしきれていない自分がいます。むしろ、あのときは、ああすればよかったのかな、と悔やむことしきりなのかもしれません。結果として期待外れに終わることもしばしばあるということですが、それでも開き直って、明日へ、次の機会へと、つなげ、その先には、ちょっとだけかもしれないけど、成長した自分がいるはず、と信じることにしています。
日本の公共交通を話せ、と言われたとき、聞き手に何を伝えるのがいいのか、もう少し各国の各都市の文脈を読み取って、臨機応変に対応することが必要かもしれません。それにしても今回のセミナー、間違いなく大成功で、次回へとつながると思いますが、本当にきいてほしい、意思決定権、発言権のある人よりは、若い研究者や学生のほうが多く、荘考えると、なおのこと、こんな内容でいいのかな、と思う次第です。
よっぽど、半年以上前に、在日モンゴル大使お一人を前にバスの話をしたときのほうが、緊張も100倍だったけど充実感も100倍でした。
ハノイでの都市交通改善への道のりは決して平たんではないけど、一方で、応援のし甲斐もありそうです。なんてたって、バスはとてもよくなったのですから、力量があります。
横浜国大とハノイ交通通信大学は協定校ですので、しばらくお付き合いを続けようと思います。でも夜行便での帰国はもうやめようと思いました。実質2時間も眠れませんもの(こう書くと、またご心配メールをいただきますが、大丈夫です。成田からたまプラーザまでのバス(乗客は僕だけ)で熟睡しましたので)。
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