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2008年10月

オムニバスサミットを終えて:子供たちの絵が最高でした。

オムニバスサミットで最高のもの
オムニバスサミットで最高のもの

10月30日は新潟市の朱鷺メッセにて、オムニバスサミットに参加しました。基調講演、パネルディスカッション、そして子供たちの絵画「未来のバス」の表彰式です。上の写真のうち、最初の写真の2点が優秀作、次の写真の1点が最優秀作です。

よくみるとわかりますが、学ぶところの多い素敵な作品です。バスの未来の議論に子供たちを巻き込むのは、とても重要なことです。いろいろなやり方があると思いますが、絵というのは、非常に有効な手段だと、あらためて実感しました。

基調講演のほうは、いただいた50分に対して、大いなる勘違いをして57分話してしまい、関係各位にご迷惑をおかけしてしまいました。当日会場で配布されたものには写真などが含まれていませんが、以下に写真も含めた、今回用いたスライドのPDFファイルをアップしましたので、ご参照ください。

かなり言いたい放題やってしまいました。これでまたしばらく、国土交通省やバス協会からはお声がかからなくなるだろうと思いますが、それでも言うべきことは言い続けようと思います。

「081030fl.pdf」をダウンロード

パネルディスカッションのほうは、新潟日報社編集委員の鈴木様のコーディネートのもと、国、市、バス事業者、そして市民からみた現状、未来への期待を語っていただき、僕はコメンテーターの役割をおおせつかりました。市民代表としてのパネリストのBSNラジオの大杉りささんのご発言がとてもユニークかつ印象的で、パネルディスカッションをとても明るく楽しいものにしてくださいました。柔軟な発想と視点、これこそが、本来バスにできることだということを改めて認識した次第です。

新潟市が作成されたオムニバスタウンのビデオもとてもよい出来で、筑波大学の谷口綾子先生も美しく写っているし、これが全国に配信されるといいな、とも思いました。

ということで、占いどおり、とても充実した、新潟での半日でした。

ちなみに新潟には29日の夜に入りました。29日の深夜2時くらいまで何をしていたかは隠れ家参照。30日の朝は、関屋浜、西海岸、そして日本海タワーと見学しました。

日本海タワーは、下から見上げると、タワーというよりハコでした。あの京極夏彦の魍魎のハコに出てくる、美馬坂近代医学研究所、といってもいいくらい(言いすぎかな)、のハコでした。

そして31日、占いでは、ライバル出現?? えっ、どこでどんなライバルが出てくるのかな、楽しみです。ちなみに、31日のメインイベントは、大阪大学の新田先生、松村先生、さらに福田先生、森栗先生との合同ゼミです。合同ゼミの報告は土曜の朝までにまとめます。

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進路指導

横浜国大のシビルコースでは、少人数ということを活かして、就職担当の先生が、学部3年生と大学院1年生、すなわち1年半後に卒業あるいは終了する学生全員と面談します。これは、規模の大きいコースではできないことだと思います。

で、僕は昨年、今年と就職担当なので、そういう役回りです。今日も30人弱面談しました。みんないい子たちで、それだけでも救われるのですが、不安でいっぱいな気持ちを、どうやって元気づけようか、自信をもってもらおうか、あの手この手でのお話タイムでした。土木工学の分野で進路を考えている子たちの面倒は教員集団で最後まで対応します。それも、ありとあらゆる手段を使って応援します。他大学や他学科には負けません。

正論を振りかざすならば、いくらでも厳しいことをいって突き放すこともできるし、社会に出たら厳しいんだから、今から慣れておけということもできますが、そういう作戦が実を結ぶためには、いくつかの背景条件が必要で、どうもそうでもない場合が多いこと、そして、そもそも僕は、他人に社会の厳しさを教えるほどの資格を持ち得ていないこと、などから、学生さんが、怠けることなく、甘えることなく、自分でがんばろう、という気持ちになってもらうこと、この一点に絞ってのアドバイスです。厳しい現実のお話もたくさんしているのですが、彼らを打ちのめすことは目標ではなく、一人で、あるいは仲間とがんばって、一緒に卒業しよう、という気持ちにつなげていくことです。面談の終りに、元気な顔で部屋を出ていってくれれば、それが次のステップにつながれば、御の字です。

でも、もし、そういう僕の気持ちをぶち壊すようなことがあったら、他人を、無意識にせよ、追い込んでしまう、貶めてしまうようなことがあったら、血の通った人間の集団としては、最低かもしれないし、僕は、そういう集団にいることを恥じるのでしょう。大学は、人生の中では通過地点のひとつに過ぎません。勉強するところであって、職業訓練センターではないはずです。社会への適応訓練は十分条件かもしれないけど必要条件ではない。だからこそ、明るい顔で次の世界に羽ばたいてほしいと思います。

まして、僕の分野、まちの計画、ということからすると、隣人の痛みを理解できない、数々の不合理に折り合いをつけることができない、なんといっても本当の意味での優しさのない、そういうプランニングマインドというのはあり得ないと思っています。得てして行政プランナーにそういう傾向があるとすると怖いと思うので、そうならないことを祈っています。集団の中がギスギスした雰囲気というのは、もっともあってはならないんだけど、果たしてみなさん大丈夫だろうか、大丈夫であってほしいと思っています。僕自身、ほのぼのとした環境で生きてきて、それは絶対にプラスだと信じているので、まわりにもそうあってほしいというわがままを持っています。極論すれば、そう思わない人は、まわりにいて欲しくない、とも思っているのですが、仕事柄、それを前面には出しません。

読み返すに、なかなかいい先生にはなっていませんなー。まだまだ修行の身です。

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BRTをバスの延長で考えないこと

太田先生から何度か言われていながら、うまく言えずにしくじるのがここです。

BRT(Bus Rapid Transit)という言葉が出てきた背景、世界のいくつもの都市で、BRT事例が高い評価を浴びている理由、のひとつに、イメージ戦略的要素があったことは間違いない事実だと思います。

今までのバスとは違うんだ、評判の悪い、イメージの悪いバスとは別種の「新しい」交通システムなんだ、という強いメッセージ、それを裏付けるだけのインパクトのある車両や走行空間そして駅、この総合性をきちんと言っていかないとまずい。少なくとも、これからBRTという場合には、少なくともそのゴールは、

これまでのバスからの脱却

であり、それが必要だからやらねばならない、というところをきちんと示すことが重要なようです。

バスはよみがえる

ではなく、むしろ

バスは変わらなきゃ

なのでしょう。ここのところに、都市交通を考えるヒントがいくつも転がっています。僕等が勉強している道筋の先の方には、まだまだ宝物がいっぱいありそうです。立ち止まっていてはいけませんね。

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INPUT と OUTPUT

先週の木曜日、恩師太田先生のいらっしゃる勉強会で、北欧のバスの新しい動きとして、連節バスではない長尺バス(15m)の話、エタノールやバイオガスのバスの話、自治体と事業者の新しい関係の話、をさせていただきました(この詳細は、公開講座で紹介します。まだ間に合いますから、ぜひご参加を)。

で、今日、とある勉強会で、太田先生、さりげなく、でもはっきりと、会の事務局に向けて、この3つの視点が大事だからよく考えるように、という意味のことをおっしゃっていました。ちゃんとinputされていて、それを適切なところで、適切なタイミングで発信されていました。

いい発言をする先生方はみな、それなりに、たくさんのinputを意識的に蓄えていらっしゃいます。常に勉強し続ける、吸収し続ける、いくつになってもそうありたいし、もっと僕も勉強せねば、といつものような結論ですが、そう思いました。そのためには、たくさんの機会を自分で意識的に活かさなくてはなりません。学生さんに負けず、僕もたくさん勉強していきます。

今日は、行政の方2名からブログの話をされました。いきなり、京極夏彦と言われても恥ずかしいし、職場の女の子がファンです、なんて言われても恥ずかしい限りですが、素直に言えば、嬉しさいっぱいです。この本篇のほうは、都市交通に興味をもってもらえれば十分に効果大です。もちろん、大学や大学院に来ていただければ、もっと効果大です。隠れ家のほうは、相当にあぶなっかしいブログですので、あまりコメントを直接はいただきたくありませんので、そっとお読みください。

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僕もみんなのことが大好きです。

関東計画系10大学野球大会というのがありました。いろいろ思うところもあり、学生さんたちの自主的活動というかたちでお任せしています。一昨年最下位になり幹事校を仰せつかったものの、昨年は雨で中止となり、今年も幹事校でした。そのお勤めということで、大会終了後の表彰式に参加させていただきました。

式の前に、参加した各大学による、パワーポイントを用いた研究室紹介。どの研究室も楽しそうなスライドで、それぞれ先生と学生が仲良くやっている様子もわかり、先生が元気なのもわかり、研究テーマが多様なのもよくわかりました。うちの研究室紹介スライドもありました。いろいろなバージョンがあるはずで、今日はどんなのが出るのか、少しどきどきものでしたが、いきなりあさみちゃんから「大好きです」発言があって、もう顔真っ赤です。でも、うちのみんな、我儘でいいかげんな僕によく付き合ってくれるし、合わせてくれるし、気を遣ってくれるし、独特な間があるかもしれないけど、いい関係をつくれつつあるのだろうと思っています。もちろん、僕も、個々、魅力的な学生さんたち、みんな大好きです。そうでなきゃ、今日だって来なかっただろうし、イベントも見学会も企画なんかしないと思います。「好き」っていうのは、あらゆることのパワーの源ですものね。

帰りしな、岩倉先生に相当冷やかされました。が、へへ、僕はもてるんだよー、といっておきました。そうあり続けたいと思いながら、家族の待つ横浜へ向かいました。

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ドイツの駐車政策

金曜夜は、岸井先生の勉強会に参加できました。フランクフルト都心部での駐車場整備に関する法律の翻訳をご紹介いただき、開発に対する附置義務、地区ごとに定められる総量制限、その差分を埋めるための負担金制度、その負担金収入の使途についてまで明確に言及されていて、いつも講義や講演でお話ししているフライブルクの例や、教科書の11章でお話ししている広域駐車マネジメントのお話を確認できました。概略を知っている話でも、具体的な条文を参照しながら確認し、先生のご用意された地図や写真を拝見しながら議論していると大変身に付きます。

再開発をした場合(実際にフランクフルト旧都心では増えている)に負担金は再度支払われるのか、すでにある立体駐車場は何年頃建設され、それ以前はどんな用途の建築物があって、その機能は消滅したのかどこかに移転したのか、などいろいろな疑問がわいてきます。こういう刺激的な議論は、疲れを飛ばしてくれます。

日程の調整が難しく、久し振りに参加できて、とても有意義でした。木曜日は、石田先生のLRTの勉強会に、これもなんとか調整して参加できて、詳細は伏せますが、とても勉強になりました。こうやって、一世代先輩に当たる先生方が仕切られる勉強会に参加させていただくと、本当にためになります。もっともっと勉強しよう、っていう素直な気持ちを思い出し、自分はまだまだ若いぞ、と確信します(今日の昼間に東大の加藤浩徳先生から電話で、若手研究者の会で講話してほしいと言われ、加藤君の頼みですので即OKをしたものの、僕はもう若くないのかな、などと一瞬考えてしまったけれど)。

たくさんのことを勉強し、たくさんの議論に参加し、その知見を活かして、まちづくりの場でお役に立っていきたい、そういう気持ちをまだまだもっています。

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生放送を終えて NHK衛星第一をみた人は少なかったみたいですが

生放送を終えて
キャスターの丁野奈都子さんと記念写真。やったー。

きょうの世界という平日毎日22時から23時40分までの報道番組ですが、気候変動最前線というコーナーで、今回は、人と車の新しい付き合い方がテーマでした。どう考えても東工大の藤井先生の分野ですが、ご指名で、出演してきました。

都市交通という立場ではいるものの、キャスターの方の視点は、地球温暖化に対して我々は何をすべきか、というところにこだわりがおありだったので、かなりそちらにお付き合いしました。

交通システムの工夫、まちづくりの工夫とともに人々の意識や態度の変化、あるいはそれを促す工夫で、車の使い方が変わるという話。カーシェアリングが普及していく中で、車の効率的な利用、具体的には駐車スペースの節約や利用コストの低下、とともに、本当に必要な場面以外での車の利用を控えるようになり、車への依存がかわっていく可能性がある、これからの普及ではIT技術の活用、電気自動車への期待もある一方で、車は自分のプライベート空間という意識からの脱却や共用のものを大切に使う意識の醸成といった課題があるという話。人々の意識も変わっていくけど、それを支えるべく、都市計画や交通政策もかわっていくべきという話。の3つをしてきました。

それにしても、特報首都圏のときはリハーサルがありましたが、今日の番組は、リハーサルなしのぶっつけ本番生放送で、時間配分さえ、その場の指示次第という、なんだか、かなり大胆な制作現場でした。でも、みんな、特にお二人のキャスターが、とても一生懸命に視聴者に伝える努力をされていたので、打ち合わせの時から、よし、今日はこの二人をちゃんとサポートしよう、僕が持論を勝手にたらたらいうのはやめて、彼らが伝えたいメッセージをフォローしよう、と思い、そう努力したつもりです。少し早口だったかもしれないけど、それはたぶんできたのでしょう。

メイクのお姉さんと話していて、僕がおはよう日本の6時56分の島津有理子さんと加藤祐子さんのかけあいが好きで、加藤さんのファンなんです、といったら、メイクさんは加藤さんも担当していらっしゃるらしく、伝えておきます、といってくれました。どう伝わるのか知りませんが、今日は結構、ミーハーな面をさらけ出してというか、自然体で過ごしました。

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自転車まちづくりフォーラムのシンポジウム

「081120.pdf」をダウンロード

僕の名前も右下に小さく入っていますが、僕はこの頃、大西洋を飛んでいるはずです。とはいえ、自転車に注目した集まりですので、ぜひ、関連するみなさまで盛り上げていただければと思います。高田先生は、声の大きい(=声量のあるという意味です)とってもおもしろい先生ですので、中身は大変楽しみです。

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30日はオムニバスサミット @ 新潟

パンフレットが送られてきましたので、ここに載せます。これから発表スライドをつくります。11月15日の公開講座の予告編のようなものも含めます。僕としては、今年あと2か月半の中で、公開講座にいちばん気合いをいれますので、そこはご了承ください(公開講座の打ち上げにも気合いをいれますが)。そして年があければ1月23日が大勝負です。

(まずは明後日の生放送ですがね)。

新潟近傍の方々、オムニバスサミット、どうぞよろしくお願いします。

「0810301.pdf」をダウンロード

「0810302.pdf」をダウンロード

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おきなわー

おきなわー
沖縄建設弘済会の研究成果報告会で那覇に来ました。赤いかりゆしを着て発表に臨みます。増田くんはスカイブルー?

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留学生歓迎会&大皿君壮行会 無事に終了

タイ人のピヤポン君とミャンマー人のピョさんをお迎えしての新学期。20日は歓迎会をしました。ピョさんはアジア開発銀行の奨学金で東京大学で修士号を取得し、いったん帰国して今度は横国に来たというちょっとめずらしい経緯ですが、そういうこともあり日本語がかなりできます(千華ちゃんよりできるかも)。二十代独身のきれいなお姉さんですが、ぜひ研究もがんばっていただければと思います。ピヤポン君は身長186cmの長身で、うちのエノーキーさんとちかちゃんと同い年になります。修士は交通事故分析だったのですが、博士ではどうなるのか、これから折衝?をはじめます。大皿君は、研究室としては初めての試みで、実のところちょっと特殊な形態ですが、2か月間ハノイで現地の事務所でアルバイトお手伝いをしながらデータ収集と解析をします。彼には、あさみちゃんのはからいで、僕の録音音声による目覚まし時計がプレゼントされました(ちなみに本人は僕の声と気づかなかったようです)。

ということで、仲良く和気藹藹とした雰囲気で新学期がスタートしました。岡村先生の留守中に変なことが起きないよう、しっかりと研究室をひっぱっていこうと思います(がんばっちゃうので、たぶん、12月17日頃に力尽きると思いますが、それはそれとしてがんばります)。

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もうひとつのバスセミナーのご案内

2009年1月23日金曜日午後3時、横浜国立大学にて、バスにかかるセミナーを開催します(これから会場確保するので、不確定要素も多々ありますが、必ずやります)。

詳細については不確定要素がいくつかあるので、この記事の以下の部分については取扱に十分ご注意ください。後日内容の変更があった場合でも当方では責任を負いかねますのでご了承ください。

交通工学研究会(http://www.jste.or.jp)主催で有料となる予定ですが、その分、とてつもないことを企画しました。このためにゼミの時間も短くしました。

正式な案内のドラフトは以下のとおりですが、本音をいえば次のことを盛り込んでしまうセミナーです。

名古屋の加藤博和 対 横国の中村文彦 

道路交通としてのバスについてのバトル

ジャッジは計量計画研究所の牧村和彦道路計画研究室長

この3人しか登場しないセミナーです。きっと僕が負けます。どういう負け方をするのかが楽しみです。などと冗談のように書いていますが、道路工学、交通工学にかかる実務の方々にぜひ我々の熱い思いをきいていただければと思います。時間が限られているので、海外事例や分析事例の細かい話はあまりできません。そういうのは、ぜひ11月15日の公開講座のほうでしっかりやりますのでよろしくお願いします。

以下が正式な案内に載せるための内容案です。なお申し込み開始や金額については、後日正式な案内が出たときにここでもご案内します。

方針案 あくまで案です。
 交通工学ハンドブックの改訂14章の解説 プラス
 我々、都市の公共交通をわかっている人間から、
 道路管理者、交通管理者およびそれらに いコンサルタントの
 方々に的を絞って、バスというのをこういう風に考えてほしい、と
  いうところまではっきりメッセージを伝える会にしたい。

構成案 あくまで案です。
  はじめに  中村
  交通工学ハンドブック14章概説  中村&牧村  
  道路交通としてのバス交通の展望 加藤
  諸外国での都市公共交通の動き 牧村
  これからの都市交通戦略と都市公共交通 中村
  フリーディスカッション
  おわりに 中村

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運輸と経済 10月号発行されました。

都市交通のシームレスということでの特集で、僕は座談会の司会を仰せつかりました。発行された雑誌には写真も載っているのですが、夏ということもあり、とってもラフな格好で写っていて、今になって恥ずかしくなっています。

恩師の太田勝敏先生の原稿もあり、何かとお世話になっている東京急行電鉄の太田雅文様ご執筆の記事もあり、ということで、内輪っぽい雰囲気もありますが、みなさまの視点が幅広くて、雑誌を通して読むといろいろなことがよくわかってきます。

情報技術をうまく活用することで、いろいろできるんだけど、なんでもできるわけではないし、一番の基本は、本当に使ってほしい人に気持ちよく使ってもらえること、そしてそれが持続すること、なんだろうと思います。民間企業が多種多様にかかわってきますので、ビジネスとしての議論が多くなるけど、携帯電話やインターネットと都市交通は少し、議論のフレームが違うんだ、ということも最近時々感じるようになりました。

書店に並ぶ本ではございませんが、都市交通のシームレスということに興味のある方にご一読いただければと思います(なんてったって白黒だけど写真がでかい)。

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テレビ出演予告です。

とても急なのですが、10月23日木曜午後10時NHK-BS1の「きょうの世界」という番組の「気候変動最前線」のコーナーで「新しいクルマとの付き合い方」というタイトルにて、11時15分より15分間生出演します。どうぞよろしくお願いします。

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私事、無事遂行

今日は、日吉のライブハウスで2曲歌わせていただきました(詳細のご関心のある方は隠れ家へどうぞ)。よく知っている日吉の街で、全然異次元の過ごし方をしました。自分のやっていることが文化というのはちょっとおこがましいけれど、音楽なり美術なりというのが、まちづくりにつながっていることを、もっと認識するべきだと再確認しました。それにしても、足ががくがくしていました(?)。

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次の海外調査の準備に向けて

11月16日から、ドイツとスイスとカナダをまわります。カナダのバンクーバーのアポが先ほど確定して、いま小躍りしています。憧れのバンクーバーで、4年ぶりにきちんとしたヒアリングができるというだけで、もう最高の気分です。この都市での知見は、きっと、日本の多くの大都市の交通にヒントをくれると思います。都市圏全体の戦略その他はわりと有名ですが、連邦からの補助金が0になった後の公共交通運営をどう展開していったのか、ここの点は情報がまだ不足しています。僕のがんばりどころです。

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少しペースをつかんできて

金曜の2コマ講義も、今日は少し分量に余裕があったせいもあって、慣れてきました。午後のゼミもペースがわかってきて、メニューが多いわりに、余裕をもって過ごすことができた気がします。案外となんとかなるものです。疲れもとれ、時差ボケ仲間からも脱退でき、比較的快適な一日でした。

今日のヒット作は、レンタル自転車のモデルを考えなおすところにありました。有名な欧州の例についてここでふれる必要はないと思いますが、あのモデルしかないのかどうかが思考の第一歩でした。あのモデルをどうやって日本に導入するか、そういう関心がある一方で、何か、今までのレンタル自転車はこう、あのモデルはこう、という2極化の雰囲気を感じると、ちょっと?です。

コミュニティバスで、武蔵野市のモデルがベスト、あとはなんとか、という時や、LRTでストラスブールのスキームがベストで、あとはなんとか、という時にも同じことを感じて、そんなことを想ってばっかりなので、いつも流行には乗り遅れているのですが、そこまでわかっていても、自分のこの種の直観は大好きです。

こういう刺激は、まちや交通のことが好きな学生さんとの議論やトークの中で生まれてきます。先生やっててよかった、と思う瞬間でもあります。

やっぱり話さなきゃ。一人で悶々とする研究分野ではどうもなさそうです。そして、標準的な土木計画学の研究からも、僕はずれているみたいです。

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他流試合のほうが盛り上がっているんだけども

工学院大学での講義、今日は終了後、数人の女子学生が前のほうへ。講義内容への質問でした。なんという熱心さ、テストとか何か関係なく、自分たちが知りたいこと、そして先生が言いたかったことを、確認しようとする強い意欲。こういう子たち、最近、横国シビルではあまりみなくなったような気がして。試験前になると質問に来る人たちは結構いる。でも、試験とかには関係なく、自分の勉強したい気持ちから、というのが以前にも増して少なくて、もっと知的刺激をがんばらなければならないのか、でも同じようにやっていて工学院大学の子は質問に来て、横国の子はあまり来ないっていうのは、少し心配になりました。僕に出来ることはまだまだありそうだから、もう一押しがんばってみます。

ちなみに今日は、2限が新宿で講義、13時に初台に移動して、とある会社で打ち合わせ、その後関内まで移動して、横浜市の交通政策協議会。ここでは好きなこと好きなだけいってしまいました。そして大学に戻り入試関連の打ち合わせ、それから東京は神田の交通工学研究会にいき、機関誌交通工学の編集委員会。11月号の口絵に、鬚をはやしたダンディな佇まいの岡村敏之先生の写真がカラーで出てしまうことになってしまいました(成り行きで)。

それにしても、移動の多い一日でした。明日は1限2限が講義、3限4限がゼミ、その後は共立女子大で打ち合わせ、その後は高校のクラスメートたちとの勉強会(+宴会)です。

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新宿オペラシティ35階から西を臨む

新宿オペラシティ35階から西を臨む

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あれ、榎木津礼二郎みたいなこと言ってしまった。

榎木津礼二郎が誰かは、京極堂シリーズをお読みいただくか、隠れ家をみていただくかにします。

ちえちゃんとバスの中で研究打ち合わせをしていて、半分ふざけて、でも半分は本気で僕の価値基準。

研究は、やっている人が面白いと確信してやっていなければいけない。
うちでの研究は、中村に面白いと認めさせなければいけない。

なんて傲慢な先生でしょう。西新宿の母の占いによれば、僕がもっとも人生で気をつけなければならないのは、自惚れと調子に乗ることであり、もっとも心を砕くべきは、人のため、この4文字だそうです。それはよく自覚しているつもりなので、至らぬところは多々あれど、本当に人のためになるようにがんばっています。で、学生さんが研究で悩んだとき、その原点は、上のふたつだよ、という話をしました。

あくまで、まちづくりの実践に近いところでの研究という意味ですが、行政を、市民を、あるいはコンサルタントを説得しきらなくてはならない。自分がおもしろいと思ってなくてどうするんだ、そして、僕(のような素直で単純な頭の人)程度を説得できなくてどうするんだ、という意味です。

でも、思い返すに、おもしろいかどうか、だけで生きている(ように見せている)榎木津礼二郎さんと、そんなに遠くないな、と思いました。僕の憧れですから、ちょっと嬉しい展開でもあります。

それにしても、研究室をきちんと運営してきて下さった岡村先生の留守中にこんなことでいいのかな、でもいいんだ、本当にそう思っているし、ずっとそう思ってきたし、これからもそう思うし。みんなの心が、自分から動くっていうのはこういうことだと思っています。みんな、研究、楽しもうね(もちろん肉体的には苦しいし、生みの苦しみのような精神的な苦しみはあるだろうけど、いちばん根本のところで、自分はこれをやるんだ、という強い意思が、しかも、そのテーマに惚れていることに裏付けされる意思がほしいということでもあります)。

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駅前広場面積算定式の通称

昭和28年にできた式は28年式

昭和48年にできた式は48年式

で、平成10年にできた式の呼び名にずっと自信がありませんでした。

現在、我が国の地方自治体等で用いられている呼び名は

98年式

なのだそうで、元号から西暦にいつの間にか変わってしまいました。いろいろと思うところがある方もいらっしゃるかと存じますが、こういうのは呼んだものガチですので、今後は、あの黄色い本の式は98年式と呼ぶことにします。僕はこういう話題大好きです。こまかいんだけどね。

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くろひげ危機一髪で大当たりの気分です。

今日は箱根な一日でした。

午前中は、箱根地区遠足。参加者は時差ボケ仲間のちえちゃんと祐太朗君、和也君の4年生トリオです。朝9時に箱根湯本駅に集合して、箱根登山鉄道、箱根ケーブルカー、箱根ロープウェーと乗り継いで桃源台までいきました。

登山電車:平日午前なのに立ち客がいる混み具合。そして遅い。この遅さが、景色を楽しむのには最高。でも渋滞ない道路上のクルマと比べるとすごく遅い。観光案内もきちんとしているしPASMO対応だし、大好きですが、遅い。

ケーブルカー:登山電車との接続がとてもよい。良すぎた。男子学生二人が切符を買いなおしている間に出発してしまい、結局ここで十数分のロスタイム。切符を買うのに時間がかかったのは、外国人乗客への窓口対応に時間を要したため。そういうときだけでも駅員が臨時に出札するなどの臨機応変があってもいいのに。そしてこれも遅い。途中の4駅、必要なのでしょうけど、遅い。そしておかげで景色が楽しい。

ロープウェー:これは1分おき、着席できて、とても快適。そして静か、なんだかとても静か。大笑いできない。今日乗った乗り物の中で、これが最高でした。ちえちゃん曰く、箱根湯本からずっとロープウェーだったらよかったのに。まったくもって同感。

桃源台では、神奈川県庁小田原土木事務所の方々にお世話になり、レンタサイクルの試乗。パナソニック製の電動アシスト自転車で、桃源台から、歩行者自転車専用道路を芦ノ湖沿いに九頭竜神社まで往復。これもとても快適。

そして湯本に戻るのに、箱根登山鉄道のバスを利用。これがとても早い。渋滞ない中45分で箱根湯本まで着きました。途中のすすきもきれいだし、でももう少し窓が大きければ、と前の記事そのままのコメントです。地区内の施設循環バスでは窓の大きい車両を導入されたそうですが、クリチバではないけど、観光的な要素の強いバスほど窓は大きいほうがいいと思いました。

で、時間が余ったので、人数も3人だったし、一部自己負担で、箱根湯本富士屋ホテルでちょっと一休み。今日の参加者はとてもラッキーでした。また別な企画をしますので、参加できなかった学生さんはいじけないように。

隠れ家のほうの記事になりますが、この宿は、京極夏彦「鉄鼠の檻」で富士見ホテルとして紹介され、京極堂さんご夫妻が投宿したことになっています。山あいをみながら、あの奥に幻の禅寺があったんだよな、と感傷にひたりながら、午後へ突入。

交通アドバイザー会議。横浜市青葉区で2年、厚木市、綾瀬市と続いて5年目は箱根で観光と交通。旅行、観光に関係する7人のアドバイザーの方のご意見発表のあと、運輸事業者のみなさんからのご回答。このご回答が、宣伝になっていて、ちょっとだけですが辟易したのは事実です。でも、いろいろな観点からのお話があって、積極的なご提案もあって、まとまりはなかったけど、あっという間の2時間余りでした。

で、箱根の公共交通といえば、歴史的にもあの話題。鉄鼠の檻でも少し匂わされているあの話題。座長の位置から振ってしまいました。これで、ただでさえまとまらない話がさらにまとまらなくなりました。かなりお気に召さなかったのでしょう。でも誰もが不思議に思うことなのだから、そして世界的にもめずらしいから、まったく触れないわけにもいかず。ただ、これは事業者が悪い、という単純なことではない、ということははっきりさせておきましょう。誰かが間に入って前に進めればさらにいろいろな可能性がある、というだけの話のつもりです。

僕等、今日、午前中まわっていて、やっぱり箱根は凄いと思いました。休日に道路が大渋滞し、公共交通も超満員という事態をなんとかしていきたい、という思いでいっぱいです。そのために誰が何をしていくのか、きっと順序もあろうけど、そこまでの議論にはならなかった点でも少し消化不良です。

帰り道、旅の手帳の矢口様が、楽しかった、と言って下さったのが救いです。

ちなみにそのあと、夜は九段下まで戻って、バスの委員会です。こちらは、今日も鈴木文彦さんのお話で盛り上がりました。経済系の先生、工学系の先生、鈴木さんのようなジャーナリスト、バス事業者、国土交通省は、道路局、都市地域整備局、自動車交通局と揃う、それでいて好き勝手な議論を座長の僕の権限でしてしまう、楽しい勉強会です。

それにしても、宇都宮がどうなるのか気がかりではあります。

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いろいろな速度でみえること

日曜は、久し振りに公共交通利用で帰省しました。西武池袋線のとある駅から坂をひたすら15分登り続けるのですが、ひさしぶりだと、なつかしさいっぱいで、実のところ、全然、苦になりませんでした。

いつもは車で3分程度のところ、歩いているといろいろなことに気づきます。車のフロントグラスから入ってくる情報とは全然別の次元でした。空き屋が増えていました。よーくみないと空き屋かどうかは判別しにくいですが、庭や塀、門などの手入れ状況というのは、生活の様子をよく反映していて、ちょっとのぞき込むとよくわかります。人の気配がしない。

そして何よりも、歩いていて人とすれ違わない。子供たちの声も聞こえない。ゴーストタウンとは言いませんが、昔より、そっちに近づいている。歩道の並木はきれいに手入れされている。でも人はいない。

車の往来は、少ないとはいえ、ある。だから車に乗っていると、そんなに強くは感じなかったけど、十数分歩いていると、上に述べた感覚が、とても強く僕を襲ってきます。駅のすぐ近くのあたりは、それでもハイカーの方々がいらっしゃるからか、人がいる雰囲気があるのですが、500mも離れるともうだめです。街並みはまったく同じように続いているのに、そしてこの20年間で大きくは変わっていないのに。いやそうでもないか。駅に近いところにあった病院は少し遠くに移転し、ショッピングセンターは小売店がほとんど消え、核となるスーパーマーケットもこないだ閉店したし。

この街をどうしていくのか、これは誰が責任をとることなんだろうか。誰も何もしないんだろうか。住民にできることなんて限られている。

僕が多くの不動産やさんをあまり好きでは無く、学生さんがそちらに就職するのを基本的に薦めていない理由(就職担当教授なので私的感情は就職指導には挟みませんが、学生さんが僕の個人的意見を求めた場合には正直にいっています)はいくつもあるけど、この話もそこにつながっています。売りっぱなしなんだもんね。僕等もそういう気(=やりっぱなし)が少しあるところに、自己嫌悪さえあります。

時間は必ず流れる。街には必ず10年後も20年後も30年後もある。いつも変化を意識していなくてはいけない。小さな変化も大きな変化も。素敵な絵をひとつつくっても、それは、まち「づくり」ではない。そんなところかもしれません。明日、深い山あいの中を散策しながら、もう少し考えてみます。

表題に戻るならば、歩くことでみえること、自転車でみえること、LRTでみえること、車でみえること、それぞれ少しずつ違っていて、どれがいい悪いではないと思います。でも、歩くことでみえること、が蔑ろにされてしまうまちづくりはちょっとよくないのでしょう。そして、現在の我が国のバス車両からだと、バスでみえることが限られているのも残念です。ストラスブールのユーロトラムの初期の車両のごとく、外をみることができるようなバス車両が開発され、それが標準的になってくれば、バスに乗ることでまちをみることもできるのですが、これはまだまだのようです。バスの車内の床高さを下げても、窓の位置を十分には下げていません。きっといろいろな理由があるのでしょうけど、それを克服する努力をより一層したいところです。

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世界大学ランキング

TIMESの別冊なのだそうですが、ウェブでもランキングをみることができました。

http://www.timeshighereducation.co.uk/hybrid.asp?typeCode=243&pubCode=1

うちが入っていないのはちょっと悔しいとしても、この評価基準でいってアメリカの大学が多数上位に入っているのは、やはりすごいなあと思います。世の中にどれだけ評価されているか、当然ながら評価指標は多面的であるとして、重要なことです。

インターンシップにいった学生さんが、戻ってから、「先生ってすごいんですね」と言ってくることがあります(内心、何を今更、という気持ちと照れ笑い)。企業や官公庁の人が、きっといろいろとあることないこと言うのでしょう。でも、学生からすれば、講義でしかみていない先生が、外でも有名ということになると、やっぱりびっくりするんでしょう。外からどう見られているか、大切といえば大切です。でも、外見ばかり気にして、本当にやるべきことが蔑になってしまうのなら、それは本末転倒なのでしょう。子供たちの教育に、そしてまちづくりにかかわるすべての人たちのために、がんばるという基本線を忘れずにいたいものです(学会のために、というフレーズが出てこなくてすみません。なかなか出ません)。

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僕もセグウェイ

僕もセグウェイ

ねっ、乗れているでしょ?アカラポンさん、そして黒子の誰かさん、ありがとうね。学生さんたち、みんないい子だね。ちなみに背景は、あのドラマ「オレンジデイズ」でロケ地になった、建築学教室北山先生の設計による中央図書館です。

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セグウェイ

セグウェイ
学生さんもトライ。ちかちゃん、上手でした。

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セグウェイ

セグウェイ
大学でデモンストレーションがありました。YGSAのプロフェッサーアーキテクトの山本理顕先生のスタジオで、セグウェイジャパンの方をお呼びしたようです。通りかかった僕等も見物させてもらいました。最初の試乗が山本先生、そして僕。ちゃんと乗れましたよ。でも学生さんが誰も写真を撮ってくれていない(てめえら、先生の雄姿を撮らないとは何事だー。もうご飯おごってあーげない→撤回。2つ先の記事参照)。そのあとは学生さんがチャレンジ。当方からは次の記事にあるちかちゃん、最近隠れ家にまで登場するあさ美ちゃん、そしてプラディープ君、中澤君が挑戦し、みなさん僕より上手でした。WII fitの気分でもありました。途中から1年生の土木の女の子4人(うーん、確か4人だった)も見物していました。

セグウェイの評価は別の機会に書くことにしますが、乗ってまちがいなく楽しい乗り物です。いろんな展開があるはずですが、課題も多そうです。快適でした。

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ちょっとなじめなかった バス産業

今日の午後は、「バス産業」の勉強会でした。「バス産業」って何?という疑問が最後までひっかかりました。

北欧から帰ってきて、調査した4都市のバスの仕組みがおもしろく、特に最後のコペンハーゲンが本当におもしろく、バス会社という概念、バス事業という概念さえ、日本とは程遠いところで、そこに惚れこんでしまった僕としては、今の日本の、バス会社と地方自治体および国の関係の基本モデルに触ることなく、ビジネスとして、あるいは運輸産業としてのバス業界を議論するというのは、ちょっと考えさせられました。

バスを事業としてあまりみていないので、バス事業に関するデータはある意味とても新鮮だったのですが、座長の先生は、それを見越された上で、ちょっと厳しいリアクションを出してくれました。それはともかく、受委託、入札、契約ということがいろんなかたちで介在するモデルをまったく考えずにいていいんだろうか、すべての疑問はそこに集約されていきます。次の会議で、どこまで、僕のこの疑問に応えてくれるだろうか、期待したいところです。

とはいえ、いつもと違う見方で切り込まれることは、刺激的で、議論も発言も資料説明も楽しいものでした。こういう勉強会をたくさん積み重ねて、少しでも世の中に、そしてうちの学生さんたちに還元していこうといつも思っています。

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どうしても熱くなってしまう他流試合の講義

新宿の工学院大学の建築都市デザイン学科向けの講義「都市交通計画」。みんな交通のことも土木のことも何にも知らないんだから、よーくきいていてね、という気持ちがあふれんばかりになってしまい、どうしてもその方向で熱くなってしまいます。そういう自分がよくわかっているので、この講義では、たんたんとやれば60分弱で終わるだろう内容で臨んでいます。これがいつも90分いっぱいになるわけです。

ビジュアル機材を一切用いず、プリントも最小限に(1日半ページ)、そして、延べ20人近くの学生に発声してもらいと、古風なスタイルの講義ですが、今日も最初っから脱線。需要と供給、行動をみること、選択という概念、行動がかわるということ、をあれやこれやの例示で話します。

横国の学部生にはあまりみられない、彼らのすごいところは、前3分の1くらいだけではありますが、僕がしゃべる一字一句を聞きもらすまいと一生懸命ノートをとっている子たちがたくさんいることです。

今日の講義での最後の脱線は、路面電車が衰退したことの解釈です。モータリゼーションだとか、地下鉄やバスへの転換、なんて答えは求めていません。道路の真ん中を走る路面電車がなぜ渋滞に巻き込まれるのか、路面電車が邪魔なのか、車が邪魔なのか、というふたつの判断をどう整理するのか、ここを突っ込んだ議論をしました。みんなの目と手をみている限り、ついてきてくれていました。この熱心さ、1年間で約10回(本当は15回)しか会えない先生から、聞きだすだけ聞き出そうという貪欲さがあちらにあり、僕のほうは、君ら建築の子たちは、まちの交通をわかっていないんだぞ、それじゃまちづくりはできないんだからね、というスタンスにあり、なんだか、変な真剣勝負です。だから熱くなるんだろうな。

当然ながら、横国でも熱いつもりなんですが、ちょっと質が違います。他流試合の道場破り的なところが、僕の心のあるところに火をつけているのでしょう。でも、同じだけかそれ以上のエネルギーを自分の本務の職場にも注いでいますので、どうぞ誤解のないように。

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雑感 夜中に原稿かくと筆が走ることの例示

研究室の前教授の故大蔵泉先生は、データがばらつくことにいつも細心の関心を払っていらっしゃいました。平均値がいくつか、ということよりは、最大値や最小値、標準偏差でもなく、まずは個々のデータがどのように散らばっていて、そこに何が読めるのかを考えることを重視していらっしゃいました。

ずっと不勉強なまま横浜国大に赴任したばかりの僕は、大蔵先生のそういうご指導を横目でみて、いつも、ほんとうに素直に感動していました。えてして議論が細かくなっていき、大局を見失いがちになるのかと思いきや、そこは絶妙なバランスで、物事をとらえていらっしゃいました。

個性の時代といいます。みんな個性的です。多次元でデータがばらついています。でも、僕は今の時代は何かおかしいと感じるときがあります。先日、これはもしかして漫画かな、で、今の時代を表わす言葉として無関心をあげていました。多様な価値観のもと、個人それぞれにいろんな選択肢があって、みんなそれぞれだから、とここまでは良いんだけど、そのまま無関心にはいっちゃっている。これは一面居心地がいいんだけど、これは社会ではない。昔なかった日本語でキレるというのがあるけど、居心地が良すぎるものだから、ぶつかると痛い。痛みからの防衛本能でキレてしまう。これも社会ではない。

データのばらつきのおもしろさと同じように、みんな個性があることはおもしろいし、きっといいことなんだけど、それはそのばらつきが見えるからだと思います。散布図といいますが、グラフ用紙上にいろんな点が散らばっていて、自分の立ち位置がわかり、他の人の位置もわかり、その間の距離もみえるから、個性になるんだろう。つまり、他人がみえなかったら、それはばらつきとは言わないのかもしれません。

人間が生きていく上で、他者とのかかわりは避けることができない、特に都市では。器用に生きる必要はないけど、他人を認め、受け入れ、かかわっていくことができないというのは、言葉が足りないけど、何かおかしいのかもしれません。また少し飛躍するけど、足りないのは、本当に言葉であり、言葉を使う場面だとすれば、答えはひとつ、もっと話そうよ、もっと泣いたり笑ったりしようよ、というあたりだろうか。誰でもいいから、一緒に大きな声で笑ってみよう、一緒に空を見上げてみよう、虹を探してみよう、見つかったら嬉しいものね。

僕等のまちづくりっていうのは、そういうことを受け入れていく空間や仕組みづくりかもしれません。平均的な人間像の平均的な動きだけでデザインしていたら、きっと大きな間違いをやらかしてしまいそうです。

この話もきっと、モビリティデザインにつながっていく。平均的な様子を描写するモデルなんて、本当のデザインにはきっと使えないんだろう、データはいろいろなことを発見できる本当にそういう意味での宝庫。なのにそれを捨ててしまう研究はちょっと嫌かもしれません。みんなのそれぞれのいい面を活かせない教育も同じ意味で嫌かもしれません。いろんな人たちが集い会える空間が画一的になってはいけない、というのも同じ文脈ですね。

これまでの交通計画だけではまちはよくならない、みんなわかっているのに、次の一歩にいけていない。僕も、この戦いに参戦しているみたいだ。あと5年生きれればいいかな、って思っていたけど、8日朝のニュースをみてたら、あと40年生きてみたいなあ、と思いました。素敵なお爺さんになって、それでもまだ魔法使いの先生としては現役でいて、そんな人生を送りたいから、僕には老後はない。もちろんその時僕の横には素敵なおばあさんがいて、僕のまわりにはたくさんの教え子さんたちがいるはず。

モビリティデザイン、中村流でがんばるぞ。

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自転車に乗れるもんね。

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同じ研究分野で、現在北欧に短期留学中の岡村敏之先生のブログから拝借しました(無断ですけど、ごめんなさい。肖像権はこっちにあるし)。自転車にしっかり乗っています。秋風が少し肌寒いノルウェーの首都オスロの歩行者専用道路(自転車はたぶん可)での写真です。

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バーベキュー大会始まりました。

バーベキュー大会始まりました。

横浜国立大学の土木工学グループ(学部は建設学科シビルエンジニアリングコース、大学院は、工学府社会空間システム学専攻建設システム工学コースと環境情報学府環境システム学専攻システムデザインコース)の学生が一同に介してのBBQ大会です。開会にあたり代表教授の柴山先生がご挨拶をされています。これが16時15分。このあと19時まで続きました。みんなとても楽しそうでした。久し振りにあった元気なたくさんの笑顔に会えました。嬉しいことをいってくれる学生さんもたくさんいて、非常に安直かもしれませんが、先生やっててよかったなあ、と思う瞬間です。

いい教育ができることの土台には、こういうことがあるのだろうと思っています。馴れ合いではなく甘えでもなく、学生さんたちは先生たちを信頼し、僕等は学生さんたちを信頼している、それは、いろいろな場面でたくさん交流しているからこそ培われるものだということです。ひとつひとつのイベントは小さなものかもしれませんけど、毎日の規則正しい食事で健康が保たれるのと同様、少しずつの努力の積み重ねというのは侮れません。

本当は建築第一志望だったのに土木工学のほうにきて不貞腐れている子も、はじめての一人暮らしで不安でいっぱいになってしまった子も、失恋してしまった子も、成績が芳しくなくて落ち込んでいる子も、みんな、少しでも元気をもらっていってくれれば、あるいは元気のもらい方を少し覚えてくれれば、それで十分ですね。あとは僕がみんなの期待にこたえられるだけの先生になれるよう、もっと成長しなくては、というところですね。

隠れ家のほうにさらっと書いたけど、当面、魔法使いのような先生、というのをテーマに考えてみようと思います。相談しているうちに元気になる、というのでもいいし、なんだかこんがらがっていることが、話をきいていると解きほぐされていくでもいいし、たくさんの魔法を使いこなせる先生、というのもおもしろいかなと思っています。無論、京極堂さんではないですが、魔法なんてものはないのですが、それでも「魔法」にみえる技は、いくつもありそうです。僕もまた少し成長できそうです。そしてそれはみなさんのおかげです。

高校生のみなさんへ、こんなふうに交流していけるところは、世の中そんなにないですよ。サークルにもバイトにもはいらなくても、居場所をつくってあげられると僕等は思っています。偏差値だけで大学を見ないでくださると助かります。

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バーベキュー大会準備中

バーベキュー大会準備中
大学院生が準備中です。雨上がりの6日、土木工学を学ぶ学生が1年生から大学院生まで百数十人が集う、年に1度の会です。準備では大学院生が大活躍のようです。交流の機会が多いのはとてもいいことだと思っています。

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私事

10月19日日曜にちょっと唄うことになりました。興味のある人は隠れ家へどうぞ。

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浦島太郎?

浦島太郎?
無事帰国し、その足で大学に寄りました。第2食堂の横にローソンとカフェテラスが出来ていて、土曜日なのに営業しています。わーい。

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コペンハーゲン

このシーンがいちばん有名なようですが、本当の都心はもっといろいろな顔をしています。ここのバスシステムの計画は、経緯も今の動きも、非常にすごく、知らないことばかりでした。公開講座できちんと紹介し、考察しようと思います。下のバスは市内に6路線ある、いわゆる基幹バスです。

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本物の人魚ちゃん

本物の人魚ちゃん

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久しぶりのプロペラ機

久しぶりのプロペラ機
トロンハイムからコペンハーゲンに向かいます。

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集合写真 28日日曜 オスロのスキージャンプ台下にて

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